文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)(平成27年度~令和2年度)富山大学 事業報告書
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2. ダイバーシティ・シンポジウム Part1・Part2■ ダイバーシティ・シンポジウム Part1  ~ともに拓き、ともに挑む、女性研究者の未来~  日時 : 令和2年12月2日(水) 13:30-15:45  会場 : 富山大学 オンライン配信のみ  参加者 : 69名 令和2年12月2日、 「ダイバーシティ・シンポジウムPart1 ~ともに拓き、ともに挑む、女性研究者の未来~」をオンライン形式で開催した。 第1部は「理工系研究者カップルの現状と、理想の研究環境」をテーマに北陸の高等教育機関から3組の理工系研究者カップルを招聘し、講演とパネルディスカッションを行った。理工系分野における女性研究者比率は全国的にも低水準で推移しており、比率向上に向けて、「全国ダイバーシティネットワーク組織 東海・北陸ブロック」の特別企画セミナーとして本学が企画・開催した。1組目は富山大学講師の朴銀鏡氏と准教授の柿﨑充氏、2組目は富山高等専門学校講師の迫野奈緒美氏と富山大学准教授の迫野昌文氏、最後に金沢大学助教の西脇ゆり氏と教授の秋根茂久氏から、パートナーや職場の理解を得ながら家庭生活とキャリア形成を充実させるための様々な工夫や心構え、支援の在り方についてお話いただいた。 性別や世代を問わず高い関心が寄せられ、アンケートでも「パートナーとの信頼関係が大切」「育児における女性の立場について、共感できることがたくさんあった」等の記載があり、登壇者の貴重な体験談を身近に感じ、ワーク・ライフ・バランスについて理解を深める機会となった。 また、第2部は富山大学学長賞第4回「未知に挑む女性研究者賞」の表彰式を行った。本年度は女性研究者部門2名、女子学生部門1名、奨励賞に2名の女子学生が選ばれ、齋藤学長から表彰状と副賞が贈られた。特別企画セミナー「理工系女性研究者の活躍促進に向けて」パネルディスカッション国立大学法人富山大学 事業報告書(平成27年度~令和2年度)ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)17Ⅰ 国際型女性研究者育成プログラムⅡ 3つのプロジェクトⅢ 取組みの成果と今後の課題Ⅵ 資 料

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