文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)(平成27年度~令和2年度)富山大学 事業報告書
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■ ダイバーシティ・シンポジウムPart2  ~すべての人が、生き生きと活躍できる社会に~  日時 : 令和2年12 月7日(月) 13:30-15:30  会場 : 富山大学五福キャンパス 黒田講堂ホール (オンライン配信を併用)  参加者 : 82名 令和2年12月7日に、女性研究者支援の取組や社会の多様性について考えることを目的としたシンポジウム「ダイバーシティ・シンポジウムPart2 ~すべての人が、生き生きと活躍できる社会に~」を、五福キャンパス黒田講堂ホールでの会場開催とライブ配信の併用により実施した。 第1部では、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」に採択された本学の6年間にわたる女性研究者支援事業を検証した。国立研究開発法人 科学技術振興機構の山村康子プログラム主管による特別講演では、研究環境整備や上位職登用についての様々な施策や課題、好事例などが紹介され、継続的な取組が必要であると述べられた。続いて本学ダイバーシティ推進センターから、本事業の特色である「国際型女性研究者育成プログラム」におけるこれまでの活動や成果を報告し、金沢大学学長補佐の長谷部徳子氏からの外部評価講評があった。 第2部は「これからの社会の多様性について考える」と題し、1.身体的障害・発達障害、2.性的マイノリティ、3.異文化コミュニケーションについて本学の3名の教員(西村優紀美准教授、林夏生准教授、池田丈佑准教授)による専門的見地からの話題提供を行った。参加者からは活発に質問があがり、「話題提供のテーマが幅広く、勉強になった」「もっとお話が聞きたかった」などの声が聞かれ、多様な人材が活躍できる社会に理解を深めた。ライブ配信では市民や学生の参加も多く、様々な多様性について焦点をあてたシンポジウムは、北陸初の試みとして高い関心が寄せられた。外部評価講評:金沢大学 学長補佐(男女共同参画推進担当)長谷部徳子氏富山大学長 齋藤滋19Ⅰ 国際型女性研究者育成プログラムⅡ 3つのプロジェクトⅢ 取組みの成果と今後の課題Ⅵ 資 料国立大学法人富山大学 事業報告書(平成27年度~令和2年度)ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)

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