4. 短期留学成果報告会 短期留学の貴重な経験と成果を次世代に伝えるために、留学から帰国した女性研究者による「短期留学成果報告会」を開催した。■ 日時 : 平成29年2月6日(月)13:30-14:30 会場 : 五福キャンパス (共通教育棟D11講義室) 杉谷キャンパス (看護学科研究棟11講義室) 高岡キャンパス (H棟CALL教室) ① 人間発達科学部 教授 秋月有紀 (アメリカ) ② 大学院医学薬学研究部(薬学)助教 河崎優希 (スイス) ③ 和漢医薬学総合研究所 助教 条美智子 (アメリカ) ④ 富山大学附属病院 診療助手 川﨑裕香子 (アメリカ) 成果報告会ではそれぞれの研究分野の概要や渡航先での生活などをスライドで発表し、続いて(1)「日本と海外の研究環境の違い、発見」(2)「短期留学を経て、自身に起きた変化」をテーマに、総合討論を行った。短期留学を機に、今まで以上に積極的に学会に参加したり、次の長期留学へチャンスを繋げたり、渡航先機関との共同研究の継続や連携の強化など、大きな手応えを感じられたとのことであった。この報告会には名古屋大学准教授の三枝麻由美氏をコメンテーターとして招聘し、様々なアドバイスが送られた。■ 日時 : 平成31年2月6日(月)16:00-17:00 会場 : 同上 ① 経済学部 教授 秋葉悦子 (イタリア) ② 国際機構 准教授 小木曽左枝子 (アイルランド) ③ 教養教育院 教授 佐藤真基子 (アメリカ) ④ 経済学部 准教授 雨宮洋美 (オーストラリア) ⑤ 人間発達科学部 講師 澤聡美 (オランダ) ⑥ 富山大学附属病院 助教 藤原久美子 (アメリカ) 留学の実績紹介とともに、「本事業の良い点」、「改善点・課題」及び「短期留学支援の将来像」について討論を行った。基本的な研究ネットワークができ、研究に集中できた反面、留学中も本来の業務を継続する必要があり、物理的・精神的に負担感が大きかったとの意見があり、この点に関しては学部全体での啓発が必要であるが、海外短期留学は若い研究者のモデルケースとして今後も活用していきたいと、今後の指針になる議論が行われた。26
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