文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)(平成27年度~令和2年度)富山大学 事業報告書
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8. 理系女子大学院生チーム 「スマート・ポリネーター」 平成30年度からは学長任命による理系女子大学院生チーム「スマート・ポリネーター」を学内公募した。任命された女子大学院生らが部局横断ミーティングの企画・運営をはじめ、裾野拡大の中心的役割を果たす活動に従事した。同様の取組は、北陸ではこれまで行われておらず、富山大学が初となった。 平成30年度は4名、令和元年度は11名を任命した(令和2年度は新型コロナウイルスの影響を懸念し、募集中止)。科学の魅力や研究の面白さを伝えるため、ダイバーシティ推進センター主催のイベントやオープンキャンパスなどで、教職員らと活動を共にした。SMART Pollinator ~スマート・ポリネーター~ 名称の由来 SMART(スマート)とはSupport Model for the Advancement of Female Researchers in Toyamaの頭文字を取ったことばで、富山大学の男女共同参画の取り組みを推進するためのキャッチフレーズです。Pollinator(ポリネーター)とは「送粉者」のことで、花に訪れて花粉を届け、植物の結実を促す存在です。 花(未来を担う若者)に花粉(科学の魅力)を届け、結実(研究者を目指す若年層の増加)させるような、SMARTを広めていただくPollinatorとして活躍していただきたいという願いを込めて、この名称としました。第1期 スマート・ポリネーター第2期 スマート・ポリネーター36

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