文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)(平成27年度~令和2年度)富山大学 事業報告書
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・ 性別や職位等に関係なく、育児や介護休業等が取りやすい環境づくり (男性・40代・職員)・ 小さな子どものいる職員が業務に集中できる環境の配備あるいは経済的支援 (男性・30代・教員)・ 育児などのライフイベントで職員が抜けた時,バイトでもいいので、短期限定で補填する人を雇って欲しい (女性・30代・教員)・ 産休・育休・時短勤務を誰でも取得できる環境づくりと、各部署の管理者への理解の徹底。それがなされない場合の相談窓 口の設置。 (女性・40代・職員)・ 事情があり、介護認定等の申請が難しい状況だったので、介護休暇を取ることができなかった。子どもの看病のための休暇は とることができるが、親の病気の場合はそういった制度がなかった。精神的な病気を抱えた家族にも介助が必要なときが多い ので、そういった場合に申請できる休暇があるといいなと思います。 (女性・20代・職員)・ リモートワークの推進。進めている制度の利用割合等の数値目標設定および学外への公表。 (男性・20代・職員)・ 和式トイレ廃止の取組み。男子トイレも個室化する取組み。 (女性・40代・教員)・ 学長による学生の意見聴取のような機会の教員版の開催。 (男性・30代・教員)・ 家事代行、ベビーシッターの紹介や割引など (女性・30代・教員)・ 若手教員および外国人教員の採用の推進 (男性・50代・教員)・ SOGIにかかわる取り組みを拡げる (男性・40代・教員)・ 任意参加FDではなく、教授陣(年齢が上の)に強制聴講させられるような部局FDと連携すると良いと思います。任意参加の FDはすでに多様化に理解のある教職員しか参加しないので、理解度向上には底上げが肝要。 (男性・30代・教員)・ ダイバーシティを推進することで良い面と不都合な面が出てくるはずです。多様性を受け入れるための多様性に関する勉強会 だけでなく、受け入れ難いときのストレスマネジメント,アンガーマネジメントに関するFDを開催してほしいです。  (男性・40代・教員)・ ダイバーシティについて学ぶ機会がもっとほしいと思います。研修をZoomで行っていただくなど、業務時間に参加しやすい形態 で行っていただけると助かります。 (女性・30代・職員)● その他のご意見・ 少子高齢化のなか、コロナ渦も加わり働き方が大きく変わろうとしている中、柔軟な勤務形態、女性教員・職員の活躍場を増 やせるように、ダイナミックな改変が必要かと思っています。その成果は必ず大学の成果につながると思いますし、田舎の大学 に優秀な人材を集めるきっかけになると思います。海外の大学などを参考にして、これまでの日本になかったシステムを導入す るくらいの大ナタをふるうべきかと思います。 (男性・40代・教員)・ 幅広い教職員の仕事と研究支援を継続し、生きがい、働き甲斐が感じられる職場環境を醸成し、働きたい、学び続けたい、入 学したい大学となり、一人ひとりの人生が豊かになるように支援・活動をして頂きたい。これからもこのような構成員の声を集約 して頂きたいです。 (女性・60代以上・教員)・ 各学部、研究科などのダイバーシティに対する対応に積極的に介入してもらいたい。 (男性・50代・教員)・ 経営トップに具申できるような、ポジションおよび権限を有するようになって欲しい。 (男性・30代・教員)・ 大学改革などが必要なため、なかなか難しくはありますが、できるだけワーク・ライフ・バランスを保てるような、仕事量、勤務のあ り方についての啓発的活動を行っていただければ有り難いです。 (女性・40代・教員)・ 働きやすい環境が構築できれば、業務,研究などの業績アップとなり、結果として富山大学の発展につながるものと思います。  (男性・60代以上・職員)・ 生き方は様々なので、働き方も様々なオプションがあるとよい。 (男性・50代・教員)・ 子育て女性の支援だけではなく、本当にダイバーシティを考えた活動をして欲しい。国籍や人種というダイバーシティもあるが、 留学生や外国人研究者に対する取り組みも強化して欲しい。事務系職員を含め大学教職員にはぜひ英語を学んで欲しいし、 留学生や外国人研究者は日本語を学んで欲しい。そのような機会を作る取り組みもぜひお願いしたい。  (男性・40代・教員)・ いつもさまざまな取り組み大変有り難うございます。日本社会はまだまだジェンダーによる仕事と家庭の役割の差が大きく、また ワーク・ライフ・バランスについても、家庭の時間を犠牲にしてでも外で働くことが優先されるべき、それこそが職業人である、と いうような意識が根強いのではないかと私見ながら感じます。もちろん、様々な職種、社会状況によるため、一概には言えません が、家庭と仕事のバランスを保て、心身ともに健康な状態で働けるような社会になることを願っています。そのためにも推進セン ターの果たされている役割は意義のあることと思います。 (女性・40代・教員)68

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