文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)(平成27年度~令和2年度)富山大学 事業報告書
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・ 配偶者・子の有無による不平等の解消(独身の方にしわ寄せが行かない取組み) (女性・40代・職員)・ 構成員のニーズに沿った多様な研修会と、情報交流の場を設ける。多様な教職員、学生のための仕事、学び、研究支援につ ながる橋渡しやワンストップサービスができればよい。誰も取りこぼさないように。 (女性・60代以上・教員)・ 子どもがいてもいなくても、仕事をする上では対等だとおもいます。そういう考え方が定着すると良いと思います。  (女性・40代・職員)・ 必要な時に必要な休みが取れるようにしてほしい。現場のマンパワー不足の解消。職務の偏りの是正、働く人が決まっている ように思う… (女性・50代・職員)・ まだまだ実態と理想との間にかなり懸隔があるように感じます。多様性という言葉が広く認知されるようになった一方で、皆様々 な事情があり大変なのだから自分の苦労をことさら主張すべきではない、という空気や風潮を感じることも多く、結果として職務 遂行に困難が生じた場合であっても、子育てをしていること自体、口にすることも、まして理由にすることもできずにいるのが現 状です。 (女性・40代・教員)・ 研究の時間を十分に取りたくとも、所属先の業務に関して、これまで携わっていた教員の数が減り、業務に時間をとられてしま う。専任の職員でカバーするなどの体制づくりも是非ご検討いただければと思います。 (女性・40代・教員)・ 男性教員が介護や育児の時間を容易に取れるよう具体的な提言をして欲しい。 (男性・50代・教員)・ 活動情報を知る機会が少ないので、PRの方法を工夫してほしいと思います。 (女性・60代以上・教員)・ ダイバーシティ推進、女性の活躍に力を入れている富山大学、そして現に女性も外国人もいろんな方が活躍している富山大 学、ということを、継続的に学内にも学外にも発信してほしいです。 (女性・50代・教員)69Ⅰ 国際型女性研究者育成プログラムⅡ 3つのプロジェクトⅢ 取組みの成果と今後の課題Ⅵ 資 料国立大学法人富山大学 事業報告書(平成27年度~令和2年度)ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)

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