「富山大学女性研究者支援の試みー各部局の現状と挑戦ー<前編>」開催
日 時:平成28年9月21日(水) 17:30~19:30
会 場:五福キャンパス 共通教育棟D11講義室
杉谷キャンパス 看護学科研究棟11講義室
高岡キャンパス H棟 CALL教室
対 象:教職員、一般
参加者:約70名
9月21日に、「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム富山大学女性研究者支援の試み -各部局の現状と挑戦- <前編>」を開催しました。
第1部では、大阪大学総長特命補佐の瀧原圭子氏により「202030をめざして~女性も輝く時代の男女共同参画~」の演題で基調講演がありました。
第2部では、経済学部、工学部、和漢医薬学総合研究所、医学部・附属病院の各4部局における男女共同参画の現状と挑戦について、パネルディスカッションを行いました。
前半は、パネリストとして、上記4部局の各部局長と女性研究者がペアとなり、各部局の状況と取組についてそれぞれの立場から報告を行いました。後半は報告にもとづき、8名のパネリスト全員で総合討論を行いました。部局長からは「女性研究者を増やす方法」について、女性研究者からは「離職者を減らす方法や、休職後の復帰に対する支援」について発言があり「女性研究者が必要とされることの重要性」、「部局の状況に応じた支援策検討の必要性」、「男性の意識改革のための環境整備」等の意見が出されました。
パネルディスカッション終了後、市田蕗子男女共同参画担当学長補佐より、今回のシンポジウムを、各部局だけでなく大学全体としての男女共同参画の推進につなげるきっかけとしたい旨の挨拶があり、閉会しました。
なお、このシンポジウムの後編は、来年の2月頃に開催する予定です。
基調講演: 瀧原圭子氏 (大阪大学総長特命補佐)
開会挨拶: 遠藤俊郎氏 (富山大学長)
第1部 : 基調講演 座長 鈴木基史氏 (理事)
第2部 : パネルディスカッション司会
二階堂敏雄氏(理事)、呉人惠氏(男女共同参画推進室副室長)
経済学部: 中村和之氏(学部長)、神山智美氏(准教授)
工学部: 中島一樹氏(副学部長)、松島紀佐氏(教授)
和漢医薬学総合研究所:門脇真氏(研究所長)、東田千尋氏(准教授)
医学部・附属病院: 齋藤滋氏(病院長)、米田徳子氏(助教)
総合討論
総合司会: 當銘一文氏 (男女共同参画推進委員会委員)
杉谷キャンパスの様子
高岡キャンパスの様子