富山大学ダイバーシティ推進センターの軌跡

 本学は、平成20~22年度の3年間、「女性研究者支援モデル育成」事業に採択され女性研究者の基盤整備を行ない、「意識改革」「人的資源の循環と女性研究者の裾野拡大」「女性研究者の研究推進のための教育・研究環境の整備」を柱にして『富山循環型女性研究者育成システムの構築』に取り組んだ。この事業採択により、本学に初めて男女共同参画推進室が設置され、小松美英子理学部教授が室長に任命された。この間、工学部に初の女性教授が誕生した。

 平成23年~平成26年度は、永山くに子医学部教授が室長を務め、平成25年度からは本学初の女性学長補佐(男女共同参画担当)として男女共同参画推進に努めた。平成25年には2人の女性学部長(人文学部、人間発達科学部)も誕生した。

 平成27年4月からは、市田蕗子医学部准教授・学長補佐が室長を務め、同年7月には「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」に採択された。本事業では、『国際型女性研究者育成プログラム』を導入し、女性研究者の上位職登用を視野に入れた事業を展開している。平成31年4月からは宮内伸子人文学部教授が、令和2年6月からは神川康子名誉教授(前理事)がセンター長を務め、令和2年4月から「男女共同参画推進室」は「ダイバーシティ推進センター」と改め、全学的な体制を構築した。

令和元年5月1日

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ダイバーシティ推進センター長 就任挨拶

令和元年度~ 宮内 伸子

令和2年度~ 神川 康子

令和3年度~ 小野 直子

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■これまでの活動一覧