「富大☆ハッピー・キャリア・ミーティング
教えて先輩!女性研究者のオシゴト」 開催
日時:平成29年10月25日(水)14:00-16:00
場所:五福キャンパス 理学部2階多目的ホール
参加対象:大学院生、大学生、教職員、一般
参加者:76名
女子学生が進路や将来を考える一助として、また女性研究者の裾野を拡大することを目的として、「富大☆ハッピー・キャリア・ミーティング 教えて先輩!女性研究者のオシゴト」と題するイベントを、大学コンソーシアム富山の後援を得て開催しました。本学の研究者とOGの計5名が自身の研究活動やキャリア選択について講演し、8名の女子大学院生らが研究内容をショート・プレゼンテーションとポスターで発表しました。
講演1で、医学薬学研究部(薬学)助教の河崎優希先生が「がん細胞のなぞ解明によるがん克服」と題し、現在の研究内容やスイスへ短期留学した際の経験についてわかりやすくお話くださいました。講演2では、国際交流センター准教授の小木曽左枝子先生から、「海外経験を経たキャリア形成:アイルランド、英国の大学での経験から」と題し、自身のキャリア形成の過程を通して海外の大学へ進学・就職を考えている学生へのアドバイスをお話くださいました。
続いて、講演3で薬学部OGの株式会社廣貫堂の米澤裕子氏により「大学院は行くべきか?」、講演4で工学部OGの理化学研究所の水谷悠紀子氏により「仕事とプライベートのバランス」と題した講演が行われました。富山大学大学院を修了し、富山県内外の企業や研究所で活躍している女性研究者のお話は、身近なロールモデルとしても大変興味深いものでした。会場からは進路選択についての具体的な質問があがり、学生の関心の高さが伺えました。講演5では、理工学研究部教授の久保田善明先生から、平成30年4月設置の都市デザイン学部の説明と、その分野における女性研究者の活躍の様子についてお話いただきました。
ポスター発表では、質疑応答の他、参加者同士の交流もみられ、活気あるイベントとなりました。アンケートには「身近に女性研究者があまりいないので、とてもよい経験になった。」「貴重なお話が聞けてよかったです。進路を決めるにあたって参考になりました。」などのコメントが寄せられました。このイベントは女子大学院生が運営し、学生、教職員など76名が参加しました。
講演1:河崎優希先生(医学薬学研究部(薬学)助教)
大学コンソーシアム富山からの挨拶:秦正徳(富山大学学長補佐)